惜しまれながら 人気絶頂でのフィニッシュ! 「鬼滅の刃」に見る社会現象

惜しまれながら 人気絶頂でのフィニッシュ! 「鬼滅の刃」に見る社会現象

「週刊・少年ジャンプ」の看板作品、
「鬼滅の刃」が、今週(5月18日発売)24号の第205話で、最終回を迎えた。
これには、多くのファンが涙していることだろう。
2016年2月から初回が始まり、現在まで約4年3カ月。
ぐんぐんとその人気を上昇させ、今月発売の第20巻までで、累計発行部数6000万部突破という驚異的な数を叩き出した。

「鬼滅の刃」は、大正時代の鬼によって苦しめられる人間たち、そして、その鬼を退治する人間たちを描いた漫画。

このまま読むと、普通の勧善懲悪漫画であり、画面によっては、かなりの残酷さが漂う少年漫画といったものだ。

芸能界でも、この「鬼滅」ファンが多く存在し、やはりSNSを通じて、いろいろな感想や意見をファンやフォロワーたちと交換している。
今、日本では、右を向いても左を見ても、「鬼滅の刃」ファンばかりなのだ。

この大人気は、2018年からのテレビアニメ化に大きく左右されたと思われる。
が、その根底にあるのが、全世代に通じて訴えかける「懐かしさ、慈しみ、優しさ」だ。

テレビアニメ化されたことで、家族で「鬼滅の刃」を見ることが増える。
主人公・炭次郎の優しさや、敵である鬼に対しての慈しみ、
ひいては、大正時代というレトロ感のある懐かしさが、

親、祖父母世代にも受け入れられた理由だろう。
SNS発信の意見では、「子供に炭次郎のような優しい子になってほしい」や、「炭次郎のような強くて優しい大人になってほしい」など、親世代にとっては、現代の良い子像=主人公・炭次郎なのだ。

祖父母世代は、漫画内で描き出される大正時代が、実体験と重なったり、また憧れるレトロ感と相まって、またもや魅了されている。

美容院では、炭次郎の髪型をオーダーする女性が多くなっているらしい。

アニメ、原作の持つ美しさや力強さが原因のようだ。

また、LiSAの歌う主題歌はヒットし、紅白にも出場を果たした。
の人気絶頂での最終回、「鬼滅の刃」としては最高の大団円だ。

今回の最終回原稿に限り、複製版が応募者全員にプレゼントされるという。

また、スピンオフ作品も予定されているということで、ファンにはたまらない。

見たいけど終わってしまった「鬼滅の刃」に、その複製原稿で、スピンオフ作品で、触れていられる、という感覚は、ファン心理を良く理解している、少年ジャンプ編集部に拍手をおくりたい。

その存在自体も、大変な社会現象を生み出した「鬼滅の刃」だったが、今回の最終回、非存在になっても、大きな社会現象が続くことだろう。

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